2010年1月20日水曜日

Dr.根元への質問

今日は根元さんの博士論文の一部を勉強しました。

55年体制が続いた理由が少しわかったのではないかと思います。

<問題>
1. 政党リーダーは,どのように政治家の意思決定をコントロールして集合行為(collective action)を実現するのか?
2. 政治家は,どのような場合に,自分の「信念」に従って行動するのか?
3. 政党リーダーは,どのように政党規律(party discipline)を維持するのか?


<結論>
1. オフィスからの便益は自民党議員の忠誠度を高め,政党の結束を高めるのに重要だった
2. 自民党が1955年から今まで政権を維持することができたのは,政党のルールを少しずつ制度化することができたため
3. 小泉総理大臣のように,政党リーダーが突然ルールを変えると,対立が起こりやすくなる
4. 2005年の郵政民営化はこのため

さて、根元さんの発表を聞いて、何か聞きたいこと、疑問に思うことなどありますか。
木曜日の授業までにコメントを投稿してください!

5 件のコメント:

  1. はじめまして、韓国から国際政治を専攻しに来た Yeon Wonhoと申します。特に日本の政治に興味を深く持っています。よろしくお願いします。

    1.自民党はイデオロギー的に幅が広いとおっしゃいました。 今、野党になった自民党は昔のように良いポストや補助金を議員たちに保障できなくなってしまったのですが、これはそんなに多様な議員たちの忠誠心や党に向かう結束力にこれからどんな影響を及ぼすと思いますか。自民党は何かの対策と努力をしていますか。

    2.韓国の場合、 金大中政権の時、45年独立以来の韓国歴史上初めての大統領選挙敗北で野党になったとも言える保守政党ハンナラ党の議員40人ほどがイデオロギーの差にも関わらず結局連立与党の国民会議と自民連に移ったのですが、去年選挙で負けた自民党の中で派閥の再編や脱党と民主党への移動は起これる予測しますか。

    3.与党になった民主党も自民党と同じシステムを使って党の結束力や支配力を今後高めていくと思いますか。

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  2. 根元さん

    お久しぶりです。1年ぶりに根元さんのお話を聞いて、また新鮮みを感じました。また今年も新しい学生と、このトピックについて考えたいと思います。どうぞよろしくお願いします!

    牛田

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  3. 1)日本の政党の弱いイデオロジーの問題が分かるけれど、日本だけの問題ではないと思います。台湾の場合、政党はイデオロジーの代表ではなく、便益をもらう道具になりました。日本はどのように政党が道具にならないのか。それで、どのようにイデオロジーを強くなるのか。

    2)今民主党は政権を担当しています。もし忠誠度と政党の結束を高め、制度化したら、自民党のような五十五年体制はあり得ませんか。

    3)自民党は今何をすればいいのか。どのように政権を担当するのか。どんな積極的な活動をするべきなのか。

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  4. どうもこんにちは.PCから変な音が出てうるさかったと思いますが結構うまく行きましたね.

    わたしの答えをまとめておきます.まずWonhoさんの質問.

    1. 発表の中でも言ったかと思いますが議員の忠誠度はVote, Policy, Officeの3つで測ることができます.今後自民党はPで政党の結束を高めていくのではないかと思います.

    2. 脱党もV,P,Oの3つで予測することができると思います.今後自民党がPで政党の結束を高めれば,自民党を脱党する議員は少ないと思います.一方,民主党はPがそれほど強くないように思います.民主党が次の選挙で負けそうになれば,脱党する議員も出るでしょう.

    3. 今の民主党はVの力で結束力が非常に強いのだと思います.つまり,政党のleaderの力で当選した議員が非常に多いので,Oを使うことはあまりないかもしれません.

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  5. Jennyさんの質問.

    1. Wonhoさんに対する答えで書きましたが,自民党が今後政策政党になっていけば,政党間の政策対立が重要になっていくでしょう.

    2. 去年の選挙で民主党が選挙に勝ったのはswingが民主党に傾いたためで,このswingを維持するのは非常に難しいと思います.

    3. 民主党に対抗したより良い政策を積極的に提案していくしかないと思います.

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